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マスターズ3日目第3ラウンド
土曜日, 4月 12, 2008


By Eizaburo Yoshikawa
Trevor Immelman tees off

マスターズの第3ラウンドは、朝から雨に見舞われ、タイガー・ウッズがスタートする直前の1時1分から、約40分雷のためにサスペンデッドになった。その雨のために、昨日乾いたグリーンが再び、わずかながらソフトに。そして、その後雨も上がり、ほとんど無風状態になったことから、トップグループがハーフターンする頃には、スコアメイキングのコンディションが揃ってきていたのだ。

そんな中、ムービング・ディといわれる土曜日に、まず動きを見せたのが、タイガー・ウッズだ。パターに苦しんだものの2番、10番、13番、そして昨日に続いて、17番ではあわやイーグルのスーパーショット、18番でもパーセーブのスーパーショットを見せて、この日、ノーボギーの4バーディ、トータル5アンダーにまでスコアを伸ばした。

しかし、昨日のリーダー達も、黙ってみていただけではない。8アンダーで、昨日のトップを走っていたトレバー・イメルマンは、フロント9では、1ボギー、1バーディと伸び悩んだが、13番パー5の第3打、14番パー4の第2打をともに1m強に寄せると連続バーディ。最終18番でもピン下80cmに寄せて、この日3アンダーのトータル11アンダーまで、スコアを伸ばした。

昨日2位のブラント・スネデカーも、11番からのアーメンコーナーで3ホール連続ボギー叩いたが、前半に2つ伸ばし、14、15番、そして18番とバーディを取って、9アンダーまでスコアを伸ばしている。

この二人のほかに、8アンダーのスティーブ・フレッシュと7アンダーのポール・ケーシーがいるが、なにやら、最終日は、ポストタイガー世代の上位2名に対して、タイガー・ウッズが、どこまで迫れるか? といった雰囲気になってきた。

ちなみにタイガー・ウッズのこれまでのメジャー13勝は、すべて最終日最終組でラウンドして勝ち得たものだ。そして、マスターズでも、1991年から一昨年まで、54ホール終了時点で、1位か2位タイのプレーヤーが優勝していた。あるいは、36ホールを終えた時点で、トップ10に入らないプレーヤーが、マスターズに優勝したのは、1986年のジャック・二クラス以来なかったことだ。

 数字だけ見ると、昨日13位タイで折り返したタイガー・ウッズが、年間グランドスラムの第1歩を踏み出すのは、難しそう。しかし、天気は、寒さの中の強風と予報が出ている。「何が起きても不思議ではない」(ウッズ)というわけだ。これに対して「自分のベストを尽くす」と語るイメルマン。やはりマスターズの勝敗は、日曜日のバック9まで分からないということか。